雨が降るよ。

だって朝焼けが綺麗だから。

どうせどこに入れても何も変わらないと思うなら、選挙に行きませんか?

若い人たちが選挙に行かない理由。

行っても何も変わらない。

自分一人が投票してもしなくても関係ない。

私も、高校生の頃はそんな風に思ってました。

まだ選挙権も持ってなかったのに(笑)

私の意識が変わったのは高校の政治経済の授業を教える先生と出会ってからです。

授業で選挙制度の話になり、先生はいつものように選挙に必ず行きなさいと教えました。

きっとそれだけじゃ私は今頃投票に行ってなかったと思います。

今でも覚えている先生の言葉に衝撃を受けました。

「投票したい政党がないなら、無記名で出してもいい。大事なのは、若い人が投票したという事実だ」

それまで投票するならちゃんと考えてからじゃないと投票してはいけないと思っていたので、本当に驚きました。

確かに、無記名で投票してはいけないという法律はありません。

でも投票に行くのに無記名で出しても無駄なのでは?

そんな風に思いましたが、そもそも投票に行かないという時点で一票を捨てているという考え方なら、無記名でもいいことに気づきました。

その先生は若い人たちの投票率が上がれば、若い人たち向けの政策が増えることになるということも教えてくれました。

教科書には書いていない仕組みですね。

そういうことを授業で教えてくれた先生には感謝しています。

 

それから、若い人たちが選挙に行こうと思わない理由として、両親が選挙に行っているのを見たことがない、というのもあるかもしれません。

私の両親は選挙の日に外食に連れて行ってくれました。

モーニング娘。の歌にもありますね。

投票所の中までは連れて行ってもらえなかったのですが(たぶん子供だから騒がしくなると思ったのかもしれません)、車の中で待ってる時間を今でも覚えています。

家庭で選挙について議論した方がいいと言うつもりはありません。

ですが、私の両親のように選挙に行く姿を見せることは重要なのではないかなと思います。

子供は駐車場で待たされたら理由を聞きたくなりますよね?

そのときに選挙の話を少ししておくだけでも子供の教育になるような気がします。

 

私は今回も期日前投票をしてきました。

昔は期日前投票をするときに手続きが大変だったと両親から聞かされましたが、期日前投票が楽になって助かりました。

実家に住んでいた頃、なぜか両親と一緒に期日前投票に行ったことがあります。

ちょうど他に誰もいなかったので両親と3人で並んで投票したのですが、なんだか不思議な体験でした。

そのときはまだ弟が未成年だったので家族全員で投票に行くことはできなかったのが心残りです。

 

初めての選挙は、友人を誘って行ったことを今でも覚えています。

投票日当日に投票所まで3人で歩いていきました。

一緒に遊ぶんだからついでに選挙も行っておこう、という話になったのです。

今思うと、それができるのって同じ投票所だからなんですよね。

将来的にはどこの投票所でも投票できるようになるといいですよね。

誰かと一緒なら行ってもいいかな、と思う人は多いと思うんです。

 

この記事を読んだ若い世代が、選挙に行ってみようかなと思ってくれることを願っています。